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ローカルメディアは「地域のテレビ」を目指していく必要がある。

2024年9月9日 お知らせ

一番最初にはじめたのはKODAWARIという滋賀県のグルメを発信するブログでした。

確かスタートしたのが2013年頃なので今から11年前。そのKODAWARIは日刊滋賀県となり、現在はホンデシガとなっています。

過去の記事を探してみたら、写真がないのと現在はお店もなくなっていましたが「栗東で近江牛を食べたいなら、万葉にいくべき5つの理由。」があって、懐かしいなと。

2020年ごろまではローカルメディアとは記事を書く形になっていましたが、その形が「動画」になることが必須になり、そこへの可能性があることを最近フツフツと感じていたので記事にすることにしています。(ここはあえて動画ではなく記事で。)

ローカルメディアのマネタイズは日本全国全員が困っている課題

そもそもローカルメディアとはなにか?

地域を絞ったブログだとイメージするとよいです。
しがとせかいでは
湖南市サイコー
ホンデシガ
滋賀県Uターン物語

を運営しています。
それぞれ地域やカテゴリを絞った形で発信しており、特に地域に関心がある方や滋賀県で調べられた方に刺さる内容になっているのですが、一つ問題があります。

それがマネタイズが出来ないということです。正確に言うととても「難しい」になります。

一般的なローカルメディアのマネタイズではこんなパターンが主流としてあります。
・サイト内に広告を掲載(Googleアドセンス)
・サイト内で広告枠を作成し販売(地域向け)
・ローカルメディアで周知を図り、メイン事業で問い合わせをしてもらう。

大体がこのパターンですが、Googleアドセンスでしっかり収益をあげようとするとかなりの時間と労力を要していきます。
そして2つ目の広告に関して多くのローカルメディア運営者がチャレンジして、成立しなかった高い壁となります。
国内でも唯一成立しているのが枚方つーしんぐらいではないかなと思うぐらいのハードぶり。

しがとせかいの場合は、3つ目でホンデシガや湖南市サイコーで周知を図り、広報の事業へとつなげていく、会社としての信頼度をあげていくものとなり、基本はこの路線で攻めていくのが一般的ではないかなと思います。

1年半やり続けてきて感じたローカルメディアと動画の可能性

2023年からホンデシガのYouTubeとTikTokをやり続けて感じていることがあります。

それが「文字」でローカルメディアをやり切る時代は終わっているということです。

これまでであればお店探しをGoogleで探してというのがありましたが、現在はInstagramがメインとなり、その次にググって検索になってきました。

それでもまとめられたショート動画のほうが探しやすくわかりやすい部分があり、どんどん「文字」でローカルメディアとして情報を伝えるのは難しくなっています。

時代の流れで情報を収集するメインの流れが変わってきているように、文字が動画になり、それがショート動画になっている中で、動画にチャレンジしていく・挑戦していくのを先陣きってやらないといけない。それを強く感じています。

また動画にすることで良いことがあります。それが「圧倒的に情報として伝えられる」こと。
それを記事化することで、SNSとグーグルでの検索流入2つを抑えられるという形になります。

しがとせかいでは求人に関しても昔はローカルメディアで記事を書いていましたが、最近はすべて動画に切り替えています。

これができるのもローカルメディアとして動画を更新し続けてある程度の登録者数と再生が見込めるからのものとなっています。

ローカルメディアは本当の地域メディアに。テレビ的存在を目指す。

地域にはケーブルTVという存在があります。

地域性を大切にして、地域の内容を取材して届けるものとなり、地域限定ではありますが配信できるもの。その映像メディアです。

これまで長らくローカルメディアは「文字」で届けるものとなってきました。

ですがSNSがあり、YouTubeがあり、動画を撮影できるようになってきたときに。

地域で発信するのはテレビ局という存在でなくてもできるようになってきています。

SNSの良いところ。それは、流動的に情報も流れつつしっかりとストックされたものになることです。

僕たちが次にチャレンジしようとしているのはローカルメディアを「テレビ的」存在へと進めることです。

機動性と地域性をかけあわせて、地域のことを知るローカルメディアが文字だけではなく動画としても見れるようになる。
そうすることで地域のデジタルにおける情報発信量は増えていきます。

「知る」ことで「行きたくなる」を増やし、結果経済にも小さいながらも0から1の影響を与えていきます。

そのビジネスモデルは広告モデルではないかもしれません。ただそのメディアは地域からも愛されていき必要不可欠なものであることは間違いありません。

「滋賀を世界で住みたいまちNo1にする」ために。ローカルメディアは必要不可欠で届ける存在はなくてはなりません。
ローカルメディアを動画に方向舵切りし、地域のテレビ的存在となれるよう。

これからも培ったものを情報としても発信しつつ行っていきますので、ぜひホンデシガのフォローよろしくお願いします。

ホンデシガYouTube