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大学と地域を結びつける試み。
リアルとデジタルをかけ合わせた広報。

どんどん印刷物としての情報発信力が弱まる中、強くなっているのはデジタル面による広報です。

それは地方のイベントでも同様のことがいえますが、そこに対して力を入れようとすると予算的にも労力的にもかなりのものがかかってきます。

ですが今回のプロジェクトではそれを行う必要がありました。

なぜなら地域と大学を繋げる初の試みだったからです。リアルとデジタルをかけ合わせた広報。その結果までをぜひ御覧ください。

滋賀県を代表する大学、立命館大学。
地域を繋げる試みとは。

滋賀県には大小あわせて13の大学があります。(短大含む)。

実は人口10万人あたりの学生数は全国3位というトップレベルの高さですが、一つ課題としてあげられるのが大学生が卒業した後の就職先の県外就職でした。

もちろんそれは新たな視野を広げるためにも、一度外の世界を出ることはとても重要な要素となります。

ただし少子高齢化という波が押し寄せる中、大学は大学だけで行うのではなく、地域とも連携することは学生の方々が関わりを持ち、地域としても大学という資源を活かすためにも必要な部分です。

そんな地域と大学、そして自治体を繋げる仕組みとして2022年に行われたのがBKCウェウカムデーでした。

大学キャンパスを活用して、地域と連携し多くのイベントを同時開催するというこの試みに対して広報全般を担当したのが当社です。

デジタルだけではだめ。
リアルだけではだめ。行ったリアル×デジタル施策。

県内のイベントでも近年はWebサイトからSNSの活用を行っているのが一般的ではありますが、今回のイベント規模だとデジタルだけではだめでリアルもかけ合わせたイベント広報計画を行う必要がありました。

そのため、当社側でもチームで今回の企画には関わり、リアル×デジタルにおいてどんな施策が有効となり、何をどんなスケジュールで行う必要があるか大学側と協議しながら進めていくことに。

情報発信としてのWebサイト、シェアを広げるInstagram、自治体発信側で行うチラシと駅前設置ののぼり旗、さらに当日のイベントに混乱をなくすためのスケジュールリーフレットの作成までを連携しながら行うことに。

Webサイトもイベント当日に閲覧者が増えることも大きく予想できたため、同時アクセス数を予測してサーバーを選定。

さらには印刷物側とも連携したイベントスケジュールをウェブサイトに埋め込むことに。

結果的には事前の告知から当日の内容までをリアル×デジタルをかけ合わせた施策として進めることができ、第一回にも限らず多くの地域の方々が参加され、地域×大学を組み合わせた事業を行うことができました。(当然このイベントの成功の裏には担当職員の方の頑張りが多くありました。お疲れましたでした!またご飯いきましょう。)

何か一つだけをするのではない。
複合的施策を重要視すること。

今後もこのリアル×デジタル施策は重要な要素となります。

特にイベント集客においてはまず知ってもらうことの周知、さらに周知から深堀りした情報を伝えるための情報発信、そして当日より行きたくなるためのプッシュを行う必要があるからです。

チラシだけ、Webサイトだけを創るのではなく、複合の施策をスケジュール感と併せて実施していく。

そうすることで幅広い年代にしっかり刺さるものを展開しイベントの成功をコントロールできる形で行うことができます。

一つだけではない、全てをやる覚悟で。当社自身もチームとして関われたことで、よりイベント運用での広報面出の知見を高められた企画となりました。