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【地方】滋賀の中小企業がブランディングしたら売上があがった話。

2023年5月23日 滋賀とWeb

ブランディングときくと、大手の会社がやるもの、またはおしゃれなデザインを作ってかっこよく見せるもの。

そんなイメージがある方が、もしこの記事を見たら「え!!うちもブランディングしたい!」となる。

そんな記事になっているかと思います。

なぜならこの記事には大手がお金をたくさんかけて行っているわけでもなく、おしゃれなデザインを作って終わったという単発のお話でもないからです。

ブランディングを地方の中小企業が行った結果、売上があがった。

なぜあがったのかまでをご紹介します。

今回の主役は当社自身。中小企業の当社がブランディングをした結果。

中小企業がブランディングをしたら売上があがった話。

実はこの話は誰でもなく当社自身の話となります。

遡ること、2020年。新型コロナウイルス感染症が日本で猛威をふるい緊急事態宣言が発令。

その瞬間当社がそれまで行っていたWeb制作事業の新規売上はストップし、コワーキングスペースも一時閉店したことで売上もストップしました。

先月まであった売上が完全ゼロに。

ただそこから国・県・市町によるWeb関連の補助金がかなり多く出たことで、2020から2022年まではかなりの依頼をいただくことになりました。

ですが、そこで感じたことは「僕たちがやる仕事は、ホームページをいっぱい作る仕事なのだろうか。」ということです。

コロナがあって、自分たちの売上がゼロになったこと。そして大量に仕事があるからそれをひたすらこなすこと。

それが自分たちがやりたいことなのかという地点に立ち返った時。

目指す方向性を作ろうということになりました。

それが当社のブランディングがはじまるキッカケとなります。

そのためにまずしたこと。それは会社の方向性を決めることです。

それまで、代表の僕が旗を振りやりたい方向にスタッフの方々が付いてきてもらい進めてきましたがそうではないものを目指さなければ会社の成長はありません。

そこで全員巻き込んで作ったビジョンがあります。

それが「滋賀県を世界で一番住みたいまちにする」です。

このビジョンに決めた理由はとてもシンプル。それは滋賀県が好きだから。

そしてそのビジョンをやるなら、会社名は「ジャパニーズ株式会社」ではない。

そうやって新たに社名変更し、しがとせかい株式会社になり名刺もWebサイトもすべて変更しました。

なぜ売上があがったのか?それは事業の再定義を行ったからです。

そうして社名変更した当社。そこから売上があがるようになりました。

なぜなら、それまでのWeb制作事業をやめ、中小企業に特化した広報支援をする会社になりました。

ビジョン「滋賀県を世界で一番住みたいまちにする」を実現するために必要なこと。それは「滋賀県に住んで、働きたい仕事をする」ために「働きたい仕事」を創出しなければいけません。

県内の99.5%が中小企業である滋賀県。その会社が、新たに売上を作り雇用を生み出すために必要なこと。

それが「広報」であり「ブランディング」です。

僕たちがそうしたように、ブランディングとは、その会社がシンプルなメッセージで人から人へと伝わる。それをどんどん増やしていく活動となります。

会社の方向性と社会のニーズが重なることで、新しい仕事が生まれ、そのブランドに合致した人が働きたくなる。

結果的に会社は集客も採用も飛躍的に行いやすくなります。

そんな会社を滋賀県でどんどん増やしていくこと。それが働きたくなる会社を増やし、滋賀県に帰りたくなる土壌を作っていきます。

それをサポートする広報支援事業をすることで、僕たちはこれまでWeb製作だけだったものが、初期の広報戦略の企画立案からその後の戦略実施までを担当し、定期的な売上を作ることに成功しました。

ありがたいことに、この再定義をしてから毎月新規でお問い合わせ・サポートを行っており現在では滋賀県だけではなく京都市の中小企業の広報支援から、守山市との官民連携によるシティープロモーションのブランディング、立命館大学のイベントのトータル広報事業までを手掛けられるようになりました。

それまでの「Web制作会社」をやめることで、「中小企業の広報支援」をする会社の事業の再定義で売上の単価アップ・継続的な収益をもたらすことが出来たのです。

ブランディングをしてから変わった問い合わせの内容。

さらに「滋賀県を世界で一番すみたいまちにする」というゴールからのブランディングをしていった中で、変わったものがあります。

それが問い合わせの内容です。

これまでは「Web製作をお願いしたいです」という内容から、現在は「会社をもっと発信したい」というPRすること全体へのご相談になっていきました。

その問い合わせは僕たちにとっても、一番やりたい仕事でありビジョン達成に向けて必要不可欠な滋賀県の中小企業のパートナーを増やすことに繋がっています。

ブランディングをすることは、問い合わせの内容を変え、事業内容を変え、売上をあげることができた。

そして当社自体が、周知できる機会が増えており、より会社PRを行いやすくなりました。

最近、ある方に言われたことがあります。

「そんな会社、滋賀県にない。」と。

広報の戦略を考え、コンセプトを決めて、それを実施する会社は滋賀県にない。

僕もそう思います。

そしてこの広報支援を東京や大阪ではなく、滋賀県の会社として二人三脚でできることが大きな意味があると感じています。

滋賀県の中小企業の社長・役員の方へ。会社の広報の依頼お待ちしております。

滋賀県に広報戦略を考えて、実行できる会社がない。

そう感じておられる方へ。

しがとせかいはそのど真ん中のサービスを提供している会社であり、そして実績もある会社となります。

集客をしていきたい、採用をしっかり行いたい、何より会社の成長を目指したい。という中小企業の社長・役員の方へ。

当社では伴走役として会社の広報の戦略を考え、実行いたします。

ぜひお気軽にご相談ください。