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2020年の失敗を今振り返る。「いっぱい」「一人」ではじめようとしたこと。

2022年1月15日 滋賀と世界

いつか振り返っておきたいなーという失敗を、今このタイミングで振り返ろうと思って記事にすることにしました。
これからもする失敗かもしれないし、なぜ失敗と位置づけたのかも書いておかないとまた同じことをするかもしれないから。
自分用のメモとして。そして同じ状況にいる人が「これであってるかな?」と思っているときに立ち返って見つめ直すキッカケになると嬉しいです。

1ヶ月に1つ新しい事業をはじめようとした2020年。

行った失敗。それはいっぱいの事業を、一人でやろうとしたこと。これにつきます。
WEBを作れると、サービスや情報発信をメインにした事業ってすごいはじめやすいんですよね。
これまで自分ひとりでデザインからプログラミングもしてきたこともあって、どんどん作ってはなくなってというのがあったのですが良くなかったのは、それぞれの事業に一貫性がなかったことでした。
メインの事業があってそこが派生してなおかつ、その事業が成長することはメインの事業にも跳ね返ってくるとかであればよかったのですが、まったく違うものを作ろうとしていて「一つ新しい事業を一ヶ月で創るというのが目的化」して結果とても中途半端になりました。
思い返しても2020年は、新しい事業を創ることは出来ていませんでした。(代わりにコロナがあって、新しいコワーキングスペースを創ることになったのですが。)
これやります、あれもやってますというのは、周りからみると「あの人は何でもいろいろするんだなー。」という風に見られていますが、結果それは一人でする場合は0が1になることはなく、僕の場合は0は何も成長することなく、しかもその事業に本気を出すことも出来ずにただ0で終わるというケースが多い。
それは自分で事業を始めた最初のときからの癖みたいなもので、「あ、これ面白そう!」と思ったらドメインを取って、1週間だけ本気で、半年後にはそのファイルはどこのフォルダにあったけ?となった状態になります。
結果、遠回りをするわけでもなく周りにあるものをつまみ食いしているだけで終わるというなんともそのな形になり本当に良くないなと。

事業に本気を出せないなら、してはいけない。

それがボランティアでしたり、プライベートでするのであればいいのですが、誰かを巻き込んだり、一緒にしようよ!といったり、一丁前なことを言う場合、最低限でもその事業に本気を出して集中してその事業に取り組まないと、なかなか0が1にいくことはないと思っています。
それこそ、一人ではじめるなら最低でも毎日その事業に取り組める時間を確保し、作業量をこなし、勉強し、営業もしていく。そういうスタイルを作ってようやく事業が出来るのに、それが出来る状況ではないなら、まずその状況を作らないとだめです。(僕の場合。自戒を込めて。)
別事業を立ち上げるなら、メインの事業と関連性があり、その事業にスタッフさんも含めて時間を費やせること。
または社内で別の人がリーダーとなって、進めていける。そういう形でないと僕の場合は新規事業の立ち上げはまだ難しいかなと思っています。

「一人」で「なんでも」はじめようとする失敗のサイクルを振り返る

僕が多いのがこの感じです。
・このアイデア面白そう、はじめてみよう

・告知サイト、LPみたいなものを創る

・作って満足、周知されるわけもなく終わる

・途中まで色々作っていたりするものも結果、終わる
中途半端にはじめて、中途半端に終わるのであれば、まずしっかり出来るものをはじめて作っていく。それがやっぱり重要なんだなと思います。
それこそ、そのやろうとしているアイデアを形にしている人は、毎日その事業に集中的に時間や資源を使ってそこに費やしてしているのですから、ちょっと出のぽいデザインやアイデアだけでは勝負になりません。
「毎日1時間でも時間を費やす。」というのは本当大切なことだと思います。

メインの事業をパワーアップさせよう。そこからでも面白いことは出来る。

新しいことをはじめる。それ自体はとてもワクワクすることです。
でも、その新しいことは今やっていることと全く別のものではなくてもいいはず。それこそ人が少なかったり、一人でしているのであれば。
それならば、まずはメインの事業をパワーアップさせていく。そこから新しい価値を創るところから、そして自分が目指す方向をかけたものをはじめてもいいのかもしれないです。
僕であれば、まちづくりがとても好きで、そこにより多くの人が自分の住んでいる街を好きになったり、関わってもらえるものがなれたらいいなーと思っています。
ではいきなりそれを始めるのではなく、まずメインの事業であるコワーキングスペースとWEB制作を組み合わせて、「広報まるごと」という事業を今は作っています。
これはWEB制作から、広報全体の企画提案、制作、検証、運営までまちのお店や会社さんに提供するというもので、実店舗があり様々なスキルをもつコワーキングスペースのスタッフさんや会員さんも合わせて出来るなと思ったものです。
そしてローカルメディアも運営しているので、より広報の流入元も加えられるかもしれないです。
そこからメインの事業が更にパワーアップし、関わる人が増えていけば、次の新しい事業にチャレンジする事ができます。
いっぱいいろんなことをするのは、それだけでも多忙になります。
作業量も増えるし、考えることも増える。
「多忙は怠惰の隠れ蓑」という言葉もありますが、その筋が一本しっかり通っていればそれでいいと思います。
でもそうではなく、限られる人、資源なのであればまずはその一本筋を通し道幅を広くしていくこと。
実はそれが重要なんじゃないかなと。
じゃないと、いつの間にか中途半端に年を重ねてしまい、若い時だったから「あの人おもしろい!」と思われていたものも、結果「あの人何も形にしてないな。」にもなってしまいます。
自分の自戒も込めて書いたこの記事。一本筋をしっかり作り、新しいこともまずはその筋をパワーアップできないかで考えてみる、そうやって費やした筋はどんどん良くなる可能性もあるし、まずはそこに全力投球してきましょう。という記事でした。
もしホワイトボードやリストで「あれもしたい」「これもしたい!」という方には参考になるかもしれないので、また読んでもらえたら嬉しいです。
ではでは。