しがとせかい株式会社は、前身としてジャパニーズ株式会社という名前でした。
2010年にジャパニーズという屋号で個人事業主で開業した時、「なぜジャパニーズ?」と何度も聞かれました。
答えは「世界中で使われるサービスを作る」からです。
世界中でそのサービスが使われた時「誰が作ったんだろう?」となって、JAPANESE inc.と付いていたら自ずと「日本人が作ったサービスなんだ」ということがわかります。
日本人、やるやん!みたいな。そんなところから付けたジャパニーズ。それがしがとせかい株式会社という名前に変わっても、その夢は諦めていません。
今回そんな思いもあって、そしてしがとせかい株式会社に広報の会社として変わって、新たなアイデアから生成AIを使ったサービスを作っています。
元々はホームページ制作会社としてのイメージ。そしてコワーキングスペースのイメージだった当社(まちづくりのイメージもあるかも)。
ただそうすると何をしている会社かというのがわかりにくくなってしまい。更にスタッフの方や、業務パートナーの方がどんどん増えてきている今。しがとせかいというイメージを統一化させることが大切だと思い、2024年からは広報の会社ですと、様々なことを伝えています。
2024年の今。広報をする中で、必要不可欠なのがSNSでありSNSで有効的に発信できるのが動画となります。YouTubeしかり、Instagram、TikTokしかり。それぞれを動画で企画から撮影、編集、運用までしていることから広報×動画の会社のイメージがついている中で、この強みを別の形で活かせないかと思ったのが今回の生成AIをかけ合わせたサービスづくりとなりました。
今回の生成AIツール。一言でいうと、YouTubeにアップした動画をブログ記事にできるツールです。
例えば当社のクライアントである測量会社の村上興業では技術系のYouTubeをあげていくときに、これを記事にすることで検索上位にあげられるのでは?と考えていました。
例えばこういう動画を、記事にすると「【測量課長が教える】トータルステーションの据え方とコツをわかりやすく解説!」という記事になります。
これ実はYouTubeの文字起こし機能をChatGPTに掛け合わせて作った記事になるのですが、「トータルステーション 据え方」で1位となっています。
YouTubeは企業の場合、ノウハウ系のものを創ることが多くそれらを人の手を介さずにブログ記事に落としこむことで、その業種におけるウェブサイトの価値もあがっていきます。(専門用語でいうとドメインの価値が高まります。)
そもそも自分たちが欲しいツールなので、これを生成AIをかけ合わせたツールにすることで、広報のツールとしても活用できるのではと思っています。
現在開発を行っており、自社内ではデモ版として活用しているのですがなかなかに精度が高いです。
良いのは、生成AIとしての技術を高めるのではなく、うまく文字を加工するところを組み合わせることで、より効果的なものを作れるというところです。
2024年9月に生成AIのツールを開発して以降、広報のAIサービスとしての開発を現在複数検討しており、それらを使って、しがとせかいが広報としての会社で培った内容を生成AIとかけあわせて次のステップへと進んでいきたいと考えています。
2020年の時に、新型コロナウイルス感染症による国・県・市町の補助金が出たことで、ホームページ制作会社はどの会社も依頼がたくさんある状態になっていました。
その時に思っていたのが「ホームページ制作会社は終わる」ということ。需要が一気に出ましたが、それはただの需要の先食いでしかありません。
そこからいち早く滋賀県内でYouTube運用代行の事業を行い、県内における企業向けのYouTube運用サービスでは唯一のポジションを得ることができました。
そして広報の会社としてのポジションで現在は自治体向けにはシティプロモーション/ふるさと納税事業の展開を勧め、立命館大学の広報など官民学のそれぞれで広報実績を培うことができています。
ただそこでストップしていては、本当の意味で「滋賀県を世界で住みたいまちNo1にする」を実現することができません。
時代の流れを感じ、新たにチャレンジすること。それを「広報」というしがとせかいとして得意な立ち位置で行っていくためにも今回のサービス開発に踏み込みました。
理想は10回チャレンジをして1つが事業の柱になること。それが生成AIとしてなれば一番ベストだと思います。
現在当社自身で使っているこの生成AIツール。使ってみたい!という方おられたら、ぜひご相談ください。