滋賀県にコワーキングスペースを5箇所創りたいと思っています。
コワーキングスペースというビジネスの価値も、そこにあるコミュニティもコワーキングスペースという事業でしか成り立たないと信じているからです。
こんにちは、しがとせかいの中野です。
コワーキングスペースを滋賀県ではじめて10年。あっという間だった気がします。最初は古民家ではじまり、次は移転して甲西駅前、新しい店舗が守山市にできて関わる人達も増えて。
しがとせかいとしても人生としても飛躍させたポイントが、今運営する「今プラス」です。コワーキングスペースの運営者、関係者が一同に介するイベント「コワーキングカンファレンスジャパン2024」が東京で開催され、運営者の一人として登壇してきました。
改めて再考するコワーキングの可能性。せっかくなのでまとめてみました。
今回のカンファレンスについて、1日目は福島の関係人口サミットへ登壇していたこともあり、参加したのは2日目のみでした。
ただ #CCJ2024 で、参加した人たちのポストやブログにまとめられていたのも見ていたのでカンファレンス自体を振り返ることもできました。
その中で思ったのが「コワーキング」と「コワーキングスペース」の2つの違いが如実に出たなと感じています。
これどういうことかというと、コワーキングは動詞で、コワーキングスペースは名詞になります。
コワーキングするは、一緒に仕事するになっていて、コワーキングスペースはコワーキングできる場所でもあるし、人それぞれの目的で使える場所ということです。
僕の登壇は、コワーキングスペースとしての立ち位置が求められていたこともありましたし、それを伝えたいと思ってお話してきました。結果的にこれからコワーキングスペースをはじめたい人にとっては、良き話ができたんじゃないかなと思っています。
コワーキングとコワーキングスペースの違いが出た理由は個人的には「コワーキングスペース」が自習室や、会話しないワークスペースという場所のイメージが出来たことから、コワーキングスペースの元に立ち返ったときの違いとして出たんだろうなと。僕はコワーキングスペースはどんな場所でも、その人がコワーキングスペースというのであればなんでもいいと思っています。
飲食業と一緒で、イタリアンもフレンチも、日本食も、バーもなんでも飲食業。そこに制限は誰にもない。そして誰も縛っていないのがコワーキングスペースという業界だと。
登壇時にもお話しましたが、コワーキングスペースを事業で行うのはとてもハードゲームです。
まず収支を合わせにいくのがとても難しい。人件費をどうするか問題は、無人化によるところで解決というのが現在の流れです。
ただコワーキングスペースがあることで、地域の点と点をつなぐ拠点になり、事業としての可能性を確実に広げていっています。
しがとせかいとしても今後、最大5店舗の出店を予定しており、そうすることで各エリアにあるコワーキングスペースが滋賀県全域に繋がりコミュニティの面を広げられ、新たな価値を滋賀県に作れると思っています。
その時に重要なのが、コワーキングスペースを事業として行うこと。そこを使う人が多くいることをしっかりしないと点と点も繋がらず線にもならず、面にもなりません。
コワーキングスペースを店舗数を事業として増やすことは、滋賀県のコミュニティを新しく創り「今プラス」という共通言語を創る。そのために事業としてコワーキングスペースを滋賀県で今後も行っていきます。
僕たちはコワーキングスペースと言うのを辞めた。
— 中野龍馬 (@imaplusnakano) December 21, 2023
最初に書いておくと、僕はコワーキングスペースが好きで好きで日本中も海外もいき、コワーキングスペースという言葉に可能性をすごく感じています。
その中でも「これは今伝えておかないとダメだ」ということを、今から書きます。… pic.twitter.com/BkBHRxZFQE