今回は、新たに中小企業がTikTokをはじめるにあたって実際に活用するところからスケジュール、どんな形で行っていくのかを秘訣としてまとめてみました。
対象となるのは、
・これからTikTokをはじめる
・これまで会社として他のSNSは行っていた
・TikTokがどんな内容が中小企業として向いているか知りたい
という方々に対して、中小企業がTikTokを活用する場合の秘訣をお伝えしていきます。
では、早速TikTokをはじめよう!とする前に普段からTikTokは使われていたりしますか?
使っていないという方も、とりあえず入っているだけという方もひとまずはTikTokの特性を知っていきましょう。
TikTokはショート動画・縦長の動画を見ることができるSNSとなります。
わかりやすく違いを伝えると、例えばYouTubeは横長の10分や長ければ1時間ほどの尺の動画となり、Instagramは画像やストーリーが中心となるSNSとなります。
TikTokはその中で、縦長動画に特化した形でのツールになりますが、なぜ世界中でもこれだけ使われるようになったかというと「レコメンド機能」が他のSNSと比べても突出しているポイントとなります。
TikTokの場合、アカウントを入れたらすぐにショート動画を見ることができるのですが、スワイプしていけばしていくほどどんどん新しい動画が出てきます。
その時に「検索しなくても自分が見たいもの」が見れてしまうことが、沼にハマってしまう・時間が溶けてしまうと言われる所以となります。
気づけば1時間、2時間とテンポ良いものが流れ続ける結果、TikTokにハマっていく。そしてショート動画としての情報を見ることに慣れていくというものになります。
ではここで中小企業がはじめるとしたらどうしたらいいのでしょうか?
TikTokのイメージが未だにダンスを踊るだけのものとなっている方。
そうではありません。1分以内に納めた時間の中で「どれだけやみつきにできるか」を作っていく。それがショート動画で、TikTokで戦う秘訣となります。
例えばこれは当社で運用しているアカウントの1つとなります。
@murakami_kougyou 測量社長は昭和の測量道具をこうやって使っていた!🎥 #フレンドリーな測量屋 #測量社長 #ドローン社長 #村上興業 #測量会社 #フレンドリーな会社 #滋賀県 #甲賀市 #働きやすい会社 #測量道具の使い方 ♬ オリジナル楽曲 – 日本一?フレンドリーな??測量屋
滋賀県にある測量会社によるTikTokの活用となり、これらはダンスを踊るわけでもなく、目立った何かをするわけでもありません。
ただただ、測量道具を使った今の使い方を紹介するものになっています。
それが何千回も再生されていき、いいねも何十も付くものになります。
中小企業がTikTokを活用するとき。それは会社の業務とTikTokで跳ねそうなコンテンツを掛け合わせる、そして人柄を伝えていくというものが重要になります。
ダンス≠中小企業の発信コンテンツではないことがわかった上で、TikTokを活用する時。
このチェックシートに対する問いを答えられるように作っていく。それが活用の第一歩となります。
☑️なぜTikTokを活用したいと思うようになったのかの動機
☑️誰に伝えていきたいか、伝えた上でどんな行動を起こしてほしいか
☑️それを同業種でやっているアカウントを5つ見つけられたか
☑️見つけた上でどんなところが面白いと思ったか
☑️どこを真似ていくと、面白さを引き出せるか
これらの問いに対して答えを明確に持っておくことで、結果それがダンスを踊ることにつながっても目的と手段が一致することで中小企業がTikTokを活用する理由になっていきます。
TikTokのアカウントを作ることは簡単です。
スマホ一台あればすぐに誰でも作ることができ、動画も発信することができます。
中小企業がTikTokを活用するには上のチェックシートに対して答えることができ、ファンがつくアカウントに成長させていく。そのためには目的を決め、同じことをすでにしている同業種のアカウントを参考にしていくのが一番です。
今回は中小企業がTikTokを活用する際の秘訣に対して解説していきました。
チェックシートは答えられそう、同業種のアカウントは見つけられそう。ただそうなってもどうやっていい企画で発信・継続的な方法ができるかはわからないし、社内人材もいないし社長一人だけでは考えていけないということも多くあると思います。
当社では、中小企業専門で滋賀県に特化してSNS運用支援を行なっている会社となります。
業種もさまざまなものを対応しており、動画、SNS、Web、紙、イベントを通した広報を日々実践しております。