今回新たに守山市のほうで今プラス 布団屋の元倉庫店というコワーキングスペースを作りましたー。地方で一度、店舗移転して、もう一店舗新たに作る上でいつも大切だなーと思うのが「コワーキングスペースの広報」をどうやっていくのがいいか?ということ。
ざっくりオープン前、オープン後、更には継続的にしていくことって色々あるよねということもありチェックリスト+その説明内容をブログで投稿してみます。
これからコワーキングスペースを作られる方や、作ったはいいけれどどうやって集客したらいいかわからないという方に届けばよいなーと。
では早速いってみましょう。
あ、チェックリストは下記からPDFでダウンロードできます
→コワーキングスペース広報チェックリスト
オープン前というのはコワーキングスペースを作ります!といっても、周りに話してもおそらくふーん。となる可能性高いです笑。
コワーキングスペースの利用ユーザーはまだまだ限られてしまうので、その限られたユーザーにどれだけ知ってもらえるかがとても重要となります。
僕の場合、必ずするのがクラウドファンディングと特設サイトの作成、更にはローカルメディアの作成となります。
コワーキングスペースをはじめるならそこはすごいチャンスでクラウドファンディングをぜひしておきましょう。支援額が集まるかどうかはもちろんわかりませんが、クラウドファンディングをしておくことで最低限でも周りの方やその地域でコワーキングスペースなどの場所を欲している方には届きます。
クラウドファンディングもどのタイミングでも出来る(集まる)わけではないので、オープン前の「これからコワーキングスペースをはじめます!」という時はとてもチャンスとなります。
また行政だと最近ではクラウドファンディングの手数料を一部負担してもらえる施策などもあり、その施策を活用することで行政の人との繋がりも作ることができます。
僕が今回のコワーキングスペースで行ったクラウドファンディングだと、人気なリターンは植物でした。(ちなみにこのリターン、元々は姫路のmoccoのクラウドファンディングを真似させてもらっています。)
→守山駅近くに起業も仕事もやりたいこともはかどるコワーキングスペース作ります!
→兵庫県加古川市にコワーキングスペースmocco2号店を作りたい!
1ページものとかでいいので、特設サイトはしっかり作っておきましょう。peraichiなどのサービスを使用することで無料で簡単につくれますし、新しいコワーキングスペースってどんな場所なんだろう?という興味を持ってもらっている時に、しっかりと情報を提供できる重要なツールとなります。
各種SNSアカウントも作っておきましょう。「全部投稿できるかな?」と思うこともあるかもしれませんが、それぞれのアカウントの見ている属性は異なっているので、同じネタを各種SNS用にカスタマイズすれば大体できるのでご心配なく!
ただいきなりSNSをはじめてもフォロワーがかなり少ないと思うので、その時はSNS広告を出して地域ユーザーだけに特化したものを出稿するのがおすすめです。
特設サイトとは別に公式サイト。こちらもしっかりと作りましょう。必須としていれるコンテンツとしてはこの辺りがあるといいです。
・料金表
・アクセス、駐車場
・初めて使用する方への利用の流れ
・設備紹介
・スペースの特長ページ
・ブログ機能
・運営者紹介
・月額会員特集ページ
・よくあるご質問
・プライバシーポリシー
・お問い合わせ
更には専門サイトを作っておくとなおよし。今プラスの場合はシェアオフィス、自習、ワークスペース、レンタルスペースで一つずつサイトを作成、滋賀県 自習や滋賀県 シェアオフィスなどのキーワードで上位にあげるサイトを作っています。
コワーキングスペースという言葉がまだまだ認知されていない中で認知をあげるためには利用ユーザー目線にたって検索されるであろうキーワードのサイトを作っておくのはとても重要です。
プレスリリースなんかも作ってしまいましょう。地域のメディア向けにどういうコワーキングスペースができるのかを作っておき、それを新聞社の支局、また行政の広報課などに投げておくのがいいです。(この時にクラウドファンディングをしていると、プレスリリースを出す必然性もあがってきます。)
結果的にそのプレスリリースで全く取り上げられなくても「なんで取り上げられなかったのか?」の考察ができますし、印刷物を作る時の情報としても役に立っていきます。
地域に特化したローカルメディアを作っておくのもオススメです。ただ「ローカルメディアを見て、その地域の人がコワーキングスペースにくる!」ということ目的にしたものではなく、地域と繋がることを目的としたローカルメディアが必須です。
僕自身、湖南市の人に知ってもらおうと思い、日刊湖南市を立ち上げましたが結果それでコワーキングスペースへの集客に繋がるよりも湖南市にルーツを持った方々や、地域の方々と繋がりを持てたことがとても大きかったです。
あとこういうサイトを作っておくことで、地域の人々にインタビューもとてもしやすくなるので、コストはかかりますがとても重要な広報ツールとして役に立つかなと思います。
日本中でいえば、埼玉県にあるコワーキングスペース 7Fは大宮経済新聞は運営していたり、直接的な集客には結びつかなくても地域と繋がるツールは必要だろうなーと感じます。
オープン直後は、内部の写真なども撮影できるようになるので、そういった素材を活用して公式サイト・Googleマイビジネス・各ポータルサイトへと登録していきます。
コワーキングスペースのポータルサイトだけでも下記のサイトがあり、無料で掲載できるのでしておくといいでしょう。
コワーキングスペースを探している方は地方で都道府県単位で調べておられたりするので、こういったポータルサイト経由でコワーキングスペースを知られる方もおられます。
・WordShip SPACE
・コワーキングジャパン
・コワーキングスペースを検索 powered by コワーキングスペース協会
・コワーキング.com
・ワークスペースジャパン
・WeCowork!
・CoworkingDB
・コワーキングスペース検索
コワーキングスペースができたら、再度プレスリリースを作ります。そのプレスリリースでは単に設備面だけを打ち出したプレスリリースではなく、下記に関連する内容で書いていくと取り上げてもらえる可能性がグンっとあがるでしょう。
・地域経済への貢献
・働き方改革への貢献
・地域課題解決への向き合い方
・今後していきたい内容
取り上げてもらいたいからといって、しないことを書く必要はまったくなくて何を目的でこのコワーキングスペースを作って、今後どういった形で運営していきパワーアップさせていくのか。そのために取材で取り上げてもらうことの重要性なども打ち出していきましょう。
こちらもプレスリリースが出来たら、行政の広報化に印刷物と一緒に投げるのもいいです。
コワーキングスペースをオープンしたら、日々の内容は必ずSNSにアップしていきましょう。なぜアップし続けるのかというと、利用する人が「このスペースは今も使えるのだろうか?」というのをしっかりと伝えるためです。
また使っていない人向けにコワーキングスペースを知ってもらう機会にも繋がっていきます。
基本僕の場合は平日毎日は必ず投稿するようにしていて、それぞれのSNSをどうやって投稿していっているのかをご紹介します。
1.Instagramで投稿内容を作成する→スペースの活動風景などを逐一撮影していき、記事内容を作成
2.1のInstagramの内容でFacebookも同時投稿する→FacebookとInstagramのフォロワーは属性が異なるユーザーが多いため、同一内容でもOKです。
3.Instagramの内容から140文字で概要をつまんでtwitterに投稿する
4.上記内容から更に深堀りしたものをブログで投稿
といった形で、最低でもSNSだけ、もしいけるならブログでも投稿しておくといいでしょう。
この辺り、しっかり投稿してはるし面白いなーと思うのが枚方のビィーゴ、宝塚のBASE宝塚。
BASE宝塚ではタカラヅカンというYoutubeチャンネルも立ち上げられていたりするので、ぜひチェックを。
GoogleストリートビューとはGoogleマップ上などで店舗内部を360度映像で見れるものとなります。
Googleマイビジネスで使用する写真もそうですし、やはり見栄えの部分をしっかりすることで「行ってみようかな!」と思ってもらえる率はかなり異なるので。
あとは予算としてSNS広告はとっておくといいです。各種SNSの初回のフォロワー数を増やす意味でも、ここをとっておくことで継続的に投稿を知ってもらえる機会にも繋がっていきます。
低予算で収めようと思えば10万円ぐらいでも可能とはなります。ただ補助金活用などで50から100万円ぐらいまでを使えるようにしておくとオープン以降の運用での集客率を高めるためにもかなり良い効果を作れます。
ということで今回はコワーキングスペースの集客・広報に関してのチェックリスト及び詳細を書いてみました。
結構悩みが多いのがコワーキングスペースの集客に関することだったので参考になれば嬉しいですー。
もっとほかに知りたい!という人がおられれば、気軽にDMしてください。
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・Facebook
・Instagram
あ、チェックリストは下記からPDFでダウンロードできます
→コワーキングスペース広報チェックリスト
ではでは。