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1人で始める新規事業。何からはじめる?どう時間を確保する?

2021年1月4日 お知らせ

日々、新しい事業何するかを考えているとワクワクが止まらない。どうも、僕です。
今年は一つの新規事業に集中して行うことを決意し、そのための時間も日々確保するスケジュールで動いているのですが、果たして1人で新規事業を始める際にどういったところからしたら良いのか?
そしてまとまった時間を確保した場合、どこから手をつけたら良いのか。
僕なりの新規事業の始め方。お伝えしていきます。

5人のユーザーを掴むプレトタイプを作り始める。

題材があった方がわかりやすいと思うので、今回はVegeという農家と農業をしたい人を結びつけるマッチングサービスで話を進めていきます。
僕の場合、まずアイデアがあってざっくりと誰にとっての、どこが価値となるかを考えそのサービスのエリアを下記の三通りで考えていきます。
A.英語圏で広く使ってもらえるサービス
B.日本語圏で、日本人ユーザーを対象にしたサービス
C.地域の社会問題や課題に注目して、その問題解決となるサービス
Vegeで行くと対象はBとなるので、そうなった場合にまずは五人ほどのインタビューを聞くためにプレトタイプを作ります。
プロトタイプではなく、ここではプレトタイプという手法で擬似的に完成したものを作り、それを実際に使ってもらうことでの評価を得る形です。
今回のモデルだと農家と、本格的な農業に興味があるユーザーそれぞれ5名です。
このユーザーは以降、サービスリリース後の大切なヘビーユーザーにもなる可能性がある人なので、コミュニティ機能として残しておくと良いです。
ひとまずプレトタイプで反応をみて、やっていけそうだなと思ったらスモール版でサービスをリリース。
サービスリリース後の問題点は作ったときが一番モチベーション高くて以降萎んでいくというものになります。
なのでここに関しては、1人OKRを組み立てていきます。
そうして、この時に同時にメディアとSNSを立ち上げつつ初めてここを更新してくれる人を1人入れます。
サービスリリース前までにプレトタイプ→初期コミュニティ作り→メディア作り→広報側の更新業務を担う人を確保までしておくことで、最初の準備を整えます。

事業計画所を作成。プレゼン資料として色々プレゼンしていく。

続いては事業計画所を作ります。といっても長期計画というものではなく、短期にフォーカスしつつビジョン・ミッションまでを作っておくものを行います。
そしてそこからプレゼンをしていき、サービスの問題点やより利用者が増える道を考えていきます。
滋賀県だと産業支援プラザという起業支援向けの期間があったり、もし地域の行政で担当課に話をつけられる人がいれば話をしにいくのもの良いでしょう。
その時にポッとでたアイデアを毎回話に行くと、相手側も「またか・・・。」となるので、スモール版のリリース、さらにはそのスモール版で100人ぐらいのユーザーの確保、そして事業計画所と広報部分で1000フォロワーぐらいあると聞く方もより本気度が伝わるので、そこまで整えておきましょう。
熱のあるプレゼンをすると、そこから関係する人を繋げてもらったりもするのでサービスを広めていく部分でこの活動はとても重要だと思っています。

最初の売り上げを作ってみることにチャレンジする

スモール版のサービス、そしてプレゼンを重ねてミッション。ビジョンが確立してきたらその段階で売り上げとなる部分を実際に作るようチャレンジします。
サービス的に売り上げを作るのが初期段階で難しい!!という場合は、本業で収益があったり、出資があって1、2年は完全にそこに集中してやっていけるというのであればいいと思いますが、そうでない場合はやはりビジネスモデルとして早い段階で1万円でも売り上げをそのサービスで作れることはやっておくべきです。
売り上げを作ることができれば、実際にそのサービスのビジネスモデルが見えてくるので、その部分を拡大させつつ、サービスの本質部分に沿った成長をさせていけると良いです。

出資をもらうことがゴールではない。

僕の場合は、サービスを作りそのサービスのそもそものミッションをクリアすることがゴールとなるため、出資をもらうことを優先としたサービス作りはしないです。
あと1人で始めた場合、自分がプログラマーやエンジニアだとある程度までは自分1人でやっていけるはずなので、そういう意味でもお金が必要なのであれば融資を受ける形
でも良いかもしれません。(だからこそ、早い段階で起業支援の機関に相談しにいきましょう。)
出資はあクマでもそのサービスのミッション達成するために欠かせない要素となったときにもらうもの。
出資ありきでのサービスを作ってしまうと信念も作りにくく、ほかに出資が取りやすそうだぞ!というアイデアがあったときに、今作っているサービスを諦めてそっちにいくとかにもなるので結局よくない遠回りをしているかなと。

どうやって時間を捻出するか?捻出した時間はどう使うか?

1人で始めた場合、自分が動き出さなければそのサービスは始まらないし動きません。
なので必ず自分自身で、そのサービスに集中してできる時間を捻出すること。例えば最初は1日1時間でも良いので必ず毎日そのサービスに触れることにすれば、一ヶ月、2ヶ月としていけばプレトタイプ、そこからのスモール版リリースはこじつけられるはずです。
本当に最初の段階で言えば、捻出した時間は下記のように僕は使います。
1.アイデアをビジネスモデルに落とし込む、仮想ユーザーを作る→1から3時間
2.プレトタイプの作成→10時間
3.テストユーザーを見つけ、インタビューしていく→10時間
4,スモール版をリリース→50時間
5.メディア、SNSを立ち上げ→10時間(メディアに100記事ほど投入)
6.メディア側の代理運営してくれる人を探し、更新業務をしてもらう。
7.テストユーザーを一本釣りしつつ、コミュニティに入ってもらう。7までの段階で1万円の売り上げを作る。
8.短期の事業計画所の作成→10時間
9.プレゼン先に目星をつけてプレゼンしにいき、サービスをよりユーザー目線にしたものに成長させる。
全体でいうと1から5までの段階で、80時間ぐらい使うので、もし1日3時間使えるなら一ヶ月あればなんとかたどり着けると思えます。
といっても全部が全部このやり方でうまくいくとは限りません。
ただこのやり方だと地道にあまり間違っていない方向で進めつつ、修正しながら進んでいけるかと思います。
もしあなたがこれから1人で新規事業を始めたい。そしてその事業を成長させていきたいと思われたらこのやり方だとあなたの労力を費やせばなんとかなるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
ではでは。