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【イベント開催レポ】滋賀における女性起業家支援として、大切なこととは?

2024年9月30日 お知らせ

先日、up stream × DISCOVER MYSELFを開催しました。
参考リンク:up stream × DISCOVER MYSELF

今回のイベントでは大阪産業局、経済産業局、守山市と連携した事業となっており、その中でしがとせかいも運営側で入り行ったものとなります。

実際にイベントの企画から最終のところまで行ってきた中で、個人的に滋賀県における女性起業家支援とはなにが正解なのだろうか?と思ったので、せっかくならということで記事にしてみました。

イベントは大盛況、そして次に繫がるもの、目指すものは?

そもそもup streamとはになりますが、これは守山市としがとせかいが官民連携で進めているスタートアップ支援の取り組みとなります。

滋賀県出身の起業家である上原仁さんに名付け親になってもらったり、イベントを一緒にやる中で年々と「守山市盛り上がってるね!」と言ってもらえることが増えてきて、嬉しいなという部分。

そして今回のように県外の方が、滋賀で開催するならどこだろうとなったときに、守山市とやると良さそう!となっているのが本当に嬉しいことです。本当に。

イベントは一過性のものになりやすく、その時のイベント開催で熱量がすごくあがりつつも、「イベントいっぱいして次はどうなるの?」と言われてしまうのは一つの部分です。

今回だと大阪産業局が推し進める女性起業家応援プロジェクト「DISCOVER MYSELF」と一緒に開催したことで、イベント開催した結果どうなるの?は具体的にこの辺りに繋がりそうでした。

・滋賀県内の女性起業家によるRED、LED関西の認知度向上(実際に参加者の方から、取り組みを知って応募するという方もでてこられました。)
・女性起業家同士の横のつながり(これまでSNSで見かけてはいたけど、つながってなかった人同士の繫がる場)
・ピッチ登壇された方が「繋がりたかった人」と繫がる場の創出

イベントするとどうなるの?の個人的にこうなるよは、僕の中では事業の中で「繋がりたかった人」と繋がれる機会を創出することが一番だと思います。

主催者側(今回だと守山市、経済産業局、大阪産業局)が狙うのものこの辺りで、さらにそこから「自分ひとりで事業を考えているとこの辺りまでかな」という制限値を取っ払い「これができるかも!!」という閃きに変えてもらえる。

それも人の行動変容を生み出す一つの部分かなと。

そういう意味では、滋賀県出身の起業家で、スタートアップ SHEの代表取締役である福田恵里さんに登壇してもらったことも一つです。
2月に開催したup stream dayのときもそうでしたが、福田さんのメッセージが、参加されている方に響き、次のステップへと動き出すハードルを下げ機会になったことは間違いありません。(やっぱり憧れの人からもらえる言葉って大きいですよねって思いました。)

これは男性、女性関係なく起業家支援となるときに繫がる一番大きいのは「繋がりたい人とスムーズに繋がれる」ことだと感じています。

起業家として孤独に悶々としている中、繋がれることで次の活路が見える、機会を作れるはイベントが有る熱量でしか達成できないものです。
今回だと100人超の人に参加いただき、福井瞳さんがしてくれたワークショップでは「今日(明日)に何をする?」ということで、A4の用紙に書いて、それを10人限定で前で発表する機会を作ったのも一つです。

なかなか日常で、100人の前で話すこともないはず(しかも今回は各団体の重鎮の方にも参加)。

新しい視点を作り、その視点で得たものから次のアクションを生み出す。
基本はアクションがあるから、そこには失敗が生まれていくも、そうやって事業は大きくなったり、成長していきます。

そういったアクションを生み出す源泉、大元みたいなものになってくれていたらいいなと。

up streamがある意味。

up streamが誕生してはや3年。
情報発信のメディアとして誕生し、今では県外のスタートアップと共創するものとなり、県内でのスタートアップ支援の受け皿になりました。

先日、滋賀経済同友会でup streamとしても関わった未来の近江商人プロジェクトでは、滋賀出身のVCであるANOVAKAの松永さんが「なにが滋賀県でスタートアップ支援できるか?」と考えると「人を紹介すること」。

これが一番の支援になると伝えられ、確かにと。その紹介も誰でもいいのではなく、起業家が知りたい人・繋がりたい人と繋がれたらという形が一番の支援になります。

折しも、今回のイベントでもベホマルの西原さんのピッチ後、守山市の森中市長がその後のコメントで「こういう人、すぐ紹介します」となったのも一つです。

イベントがあることで、繋がり人と繋がれる場となる。
そういうところから起業家は次のステップを踏めるようになる。

そしてイベントだけではなく、守山市としても地域としても課題を解決していく実証実験を行っていける。

そうやって機会をどんどん増やしていくこと。それがup streamに求められいる意味になると感じています。

up streamが滋賀にある意味。
それは「スタートアップが関わる機会を創出していくこと」。
その先に、滋賀を出て飛び立つ出身起業家がいて、その起業家がまた滋賀に関われる機会を作り、回していく。

そのためにもup streamで新たなチャレンジを行いつつ、今回の女性起業家支援だけではなく起業家支援として役目を果たせるように日々チャレンジしていきます。

来年冬にも大きめのイベントをするので、ぜひそれもお楽しみに!