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【滋賀の中小企業で実践】自社でSNSをして結果が出ない理由

2023年6月13日 滋賀とWeb

滋賀県の中小企業でも自社でSNSを使うことが議題としてあがり、まずやってみようかというのでスタートするのが珍しくなくなってきました。

SNSを自社で活用することは、集客・採用面においても地方の中小企業にとっても非常に重要です。ですがはじめたはいいけれども、運用によるメリットやデメリットが理解しにくいところもあったり、せっかく始めたのにフォロワーもつかない・リアクションもないというので、投稿が少なくなることも。

そこで今回は実際に滋賀県の企業で実践した内容でSNSをすることのメリット・デメリットを紹介していきます。

滋賀県の中小企業がSNSを使うメリット

まずは滋賀県の中小企業がSNSを使うことのメリットはどんなところにあるのか?

そしてそのメリットをしっかりとメリットとして享受する為にはどんなところに気をつけて投稿をしていく必要があるのかをご紹介します。

広告を出さずに無料で情報を発信することができる。

まずひとつ目の大きなメリット。それが「開始すること・投稿することは無料である」ということです。

つまり、広告を出さずともフォロワー数・リーチ(見ている人の数)がいれば、無料で自社の情報を発信ができます。Instagramに自社のページのリンクを貼ることで、そこから商品・サービスの詳しい情報をWebサイト側で発信し、最初の興味関心をSNSで手に入れて、サイトで深く情報を提供できる。それが無料で行えるという大きなメリットがあります。

当社ではコワーキングスペースを運営しており、Facebook、Twitter、Instagram、TikTokのそれぞれにSNSアカウントが存在します。

一つのショート動画を作り、それぞれに投稿することで毎日400人から1000人のアカウントへとリーチすることができ、この積み重ねがWebサイトへの流入→実店舗集客に繋がっているため、やはりSNSの活用は集客面でもとても大きな存在となります。

新しい顧客を獲得できる

SNSを使うことのメリットが「これまで繋がっていなかった・情報を知らなかった人へ繋げられる」ことにあります。

例えばTikTok。これまでのSNSと違いフォローしている人の情報をとりにいくのではなく、そのアカウントに対して適切なコンテンツを提供している人へ情報を出しています。(twitterもイーロン・マスク買収後、その流れが強くなっています。)

つまりこれまでWebサイトでは、その情報を知りたいから来ていたという人のみにしか提供できてなかったものが、SNSを活用することで「全く繋がっていない」人へと情報提供でき、繋がれるわけです。

リアルな状況でいうと、ショッピングモールでよくスポットでウォーターサーバーの販売などをしていますが、あれもたまたまショッピングモールという箱の中に来たから目について、そこから話を聞いてみるに繋がっていきます。

それと近い状況(なおかつこちらから営業しなくてもいい。)がSNSだと生むことができます。

前述の当社のコワーキングスペースだと、一本のショート動画で、その数は数百以上に提供できていることに繋がっています。

内製することで、自社のコミュニケーションに貢献できる

そして自社でSNSをあげるとなると、中で「どんな風なものをあげるのがいいか」のコミュニケーションがはじまっていきます。

その時に主軸になるのは新卒・20代中心となり、これまで滋賀県の会社であれば発言権や率先して発言していた中堅層以上からのコメントが出やすい状況になっていきます。

SNSは外部への投稿だけではなく、自社のコミュニケーションにも貢献することができ、その結果スタッフの方同士の相互理解にもつながっていきます。

そして実は自社内でもある業界では有名だったり、ニッチなところでのインフルエンサーだったりすることもあります。

もちろんそれらのアカウントと自社でのひも付きが難しい場合、コラボを行うことはおすすめしませんが、そうやって培ったアカウントのノウハウは必ず参考になっていきます。

滋賀県の中小企業がSNSを使うデメリット

時間と労力がとにかく必要になる。

大前提としてSNSをはじめるときに、「バズを狙おう」からはじめるのは中小企業の側面からやめておきましょう。

それをすると、本来SNSをする時の目的とずれた投稿をすることが多くなるためです。
そしてSNSを活用するには、定期的に情報を発信する必要があります。それには時間と労力がかかるため、日々の業務に支障が出る可能性があります。

SNSに関わっていないスタッフの方からすると、就業時間中にそうやって撮影している様子が「遊んでいる」として捉えれられてしまうケースもあり、時間・労力がとにかく必要になる。

効果がでるまではそれだけのものが必ずかかることをしっかり知っておきましょう。

日常風景以外の企画を考えるのが難しい。

続いてあるあるなのが、投稿ネタに関して自社内だけでやると「投稿すること」が目的化されてしまい、そこからのフォロワー拡大・見ている人の拡大へのなかなか企画まで考える事ができず、投稿自体が日々の日常風景に終始してしまうケースがあります。

そうするととフォロワー数も増えず、見ている人もコアな人だけが見ている状態が続きどれだけアカウントを運用していても、運用歴だけが長くなり反応が変わらない状態になっていきます。

失敗するケースの一つとしてはこの企画を考えるのが時間・労力的にも難しいことがあげられます。

結果が出ない。

そして一番の失敗が、この結果が出ないです。

投稿している頻度も高く、定期的に行っているのにフォロワーは100を超えずに、投稿ネタもマンネリ。最初に投稿しようとはじめたものが、そのままズブズブと進んでいるだけで、結果が出ず最終的には投稿すらも終了してしまうという部分に繋がっていきます。

SNSはWebサイトのようにストックした情報を見に来てもらうのではなく、フローとして流れるものを掴みに来て伝える形となります。

つまり投稿が止まった時点で見てもらえる数は限りなく少なくなり、集客・採用として結果が出なかったものはより出ない状態になっていきます。

餅は餅屋に依頼する選択肢。

ではどうやったら失敗せずにすむのか。ここまでの内容だと、「投稿している内容の方向性が目的に沿っている」「PDCAを回しながら適切な投稿へとなるように仕組み化されている」があります。

ここで選択肢としておすすめしたいのが、外部の力を借りることにあります。
このときに外部の力といっても、アドバイスだけする会社ではなく一緒に実施してくれる会社を選ぶのがおすすめです。

というのは、世の中にある「SNS運用術」は個人または大企業のやり方を行っていることが多く、そっくりそのまま中小企業の方法に落とし込んでもうまくいきません。(投稿している内容の反応が出ない。)

そうならないために、地域でSNSマーケティングを行っている会社に依頼し、より地域・中小企業として正しい情報発信を行えるよう企画出しから作成までを共にしてくれる会社を依頼しましょう。

そうすることで、毎月定期的な打ち合わせから、実施までの素材集めの撮影、投稿までを外部の力を借りながら行うことができます。特に自社だけではどうしても出来なかった「企画を考える」「アカウントの定期観測での見直し」ができるのは大きな利点となるでしょう。

ちなみに宣伝ではありますが笑、当社では広報の支援をまるごと企画から行い伴走を行っている会社であります。

地方の中小企業、特に滋賀県のケースだと下記の事例もあり、もし滋賀県でSNSマーケティングができる会社を探している会社の方はぜひご相談いただければと思います。
ズレンガ
いずみ建築設計
ベノック