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【滋賀で実践】応募100人よりも、ぴったりな人を1人採用する方法

2023年6月11日 滋賀とWeb

アルバイトの方しかり、正社員、中途採用の方しかり、人手不足で悩んでいる会社は滋賀県にももちろん多くあります。(というよりほとんどの会社がそういう状況です。)

人手不足、新しい人がやってこない、結果的に年齢層で20、30代が一人もおらず会社の平均年齢もどんどんあがっていくという現状ではないでしょうか。

だからといって応募を出して、ものすごく応募が来てしまった結果「疲れてしまう」ということもあったりします。

このあたり、滋賀県で実践を行った上で、実際にやってよかった・ピッタリな人がきたケースをご紹介します。

アルバイト募集で、20名超の応募。その結果、気づいた「応募数」ではないということ。

当社ではコワーキングスペースの運営も、中小企業の広報支援と並行して事業を行っています。

定期的にこのコワーキングスペースのスタッフの方+広報支援側の新規を募集するのですが、ありがたいことに、「応募がなくて困った」というケースを一度も体験したことがありません。

応募をかける際には、こういった動画や求人ページをしっかりと作り込み自社の広報媒体、SNS、そして広告を活用することで必ず多くの応募を頂いてきたのですが、実は応募をもらいすぎると一つの問題が発生します。

それが応募数が多ければ多いほど、選考に時間がかかってしまうこと。そしてどうしても採用数が決まっているので、ほとんどの人をお断りしてしまわないといけないということです。

これまでも度々スタッフ募集ということで行ってきましたが、多いときには一つの採用枠に20人以上の応募があったり、基本は10以上の応募があります。

毎回採用は一人だけだったりするので、結果的に面談をしても、90%以上の方をお断りしているのが実情だったりします。

よくよく考えると、採用するのは一人や二人なので応募数がいっぱいあること。そこにめがけて採用PRをしなくてもいいわけです。

つまり目的は「ぴったりな人を一人採用すること」であり、「応募数をいっぱい増やす」ということではないということ。

そこに気づいてから、そんなぴったりな人を一人採用する方法を考案し、実行してみました。

「誰と働きたいか」を深掘りして、その人だけに刺さるものを作る。

どうやって、滋賀県でぴったりな人を一人採用するかですが。

その方法が、まず「誰と働きたいか」を言語化したことです。それまでは応募数をとりあえず増やそうということで、会社の面白そうな部分を見える化したり、興味がありそうな仕事を伝えられるようにしていきました。

ですがその結果、幅広い人に「この会社、面白そう」となり、応募数がどんどん増える傾向に。
それでももちろん、その応募の中で、毎回「この人良い!」という方がしっかりおられるので良いのですが、応募数が多いということは選考が長くなり・お断りする人が多くいる状態になります。

そこで応募数が多いことよりもピッタリな人を採用するというので、まずは誰とを言語化しました。
その時には出てきたものはこんな形です。
・会社のビジョンと共感できる人
・中小企業の広報に動画活用を行うため、実践でできる人
・コワーキングスペースとしても相性が良さそうな人
・滋賀県を好きな人

そうやって言語化したものを先程の動画にして、さらにSNS広告をしたことで応募数は8人。
そして採用数は、なんと二人!となりました。応募数はいつもより少ないのに、どうしてもこの二人は採用したい!ということで、当初の採用数が1人を2人にして採用することに。

ちなみにその時に採用した2人は、ケインかなさんになります。

まず来て欲しい人をしっかり言語化する。そこに対する広報を行うこと。

採用したい!とりあえず人手を増やしたい!
そうやってすると、応募数が多いことを目的化してしまいがちですが、結果としてそれは応募数が多く、欲しい人ではない可能性も高くなってしまいます。(当社談)

そのためにも、することはまず来て欲しい人を言語化することです。

それこそ具体的に、この人!となるぐらい出してみる。
そうしてその人が「行きたい!」と思える広報を行うことが出来れば、応募数は減っても逆に採用数が増えるぐらいにぴったりな人が採用することができます。

これは東京の大手の話ではなく、地方・滋賀県の中小企業でも行える。いや、中小企業だからこそできる方法だと思っています。

尖らせることで、その尖らせたコンセプトにピッタリハマる人をしっかりと探しだす。
ぜひこれから採用をしたい!正社員・中途採用でもしっかりと良い人を見つけていきたい!という方は参考にしてみてください。