人生で1度くらい、商業出版してみたいなと思っていたら、ひょんな出来事から商業出版できて2023年6月に下記の本を出しました。
そんな出来事をもしこれから滋賀県で商業出版したい方がいたら、参考になるかなと思い記事にしてみました。
実際に本を書くまでは、どうやって本というのが出来上がってくるんだろうと思っていましたが、やってみることでいろいろわかったことがあります。
まずは出版に関しては、お金があれば誰でもできます。
なぜなら自費出版という自分でお金を出して出版するという形があるからです。
自分でお金を出して出版会社に依頼することで出せるのですが、デメリットが1つ。そう「自分でお金を出す必要がある」ということです。
では商業出版とは。その真逆で自費出版と違って、費用が一切かかっていきません。
商業出版でも自費出版でも書店に並ぶことはできますが、商業出版の場合、出版会社の方が手配をしてくれて大きめの本屋さんなどに本が並びます。
また商業出版の場合、出版会社の方に「この本は売れる!」というものを企画書として提示する必要があります。
さらには編集プロダクションの会社からのチェックなど、自費出版に比べても作り込みに時間がかかっていきます。
時間もかかる、チェックも自費出版に比べても必要となる商業出版。
それだけの手間をかけても書きたかった理由は「滋賀県で商業出版をしたい!」という方がいたときに、しっかり答えられる状態にしたかったからです。
というのは、今回東京と地方の格差をより思ったのですが、東京だと出版会社や出版したことがある人には比較的出会いやすい場面も、出会える機会もあります。
ですが、滋賀県だと、そもそも本を出版したという経験を持っている人が皆無です。
そうするとどうやって本を出版するのかのイメージがまるでつきません。
実際に出版したことでわかったのは、出版するまでに企画書をしっかりと通して「売れる本」というイメージを持ってもらうこと。
そして本を出版したあとに、売る活動がどれだけ重要かということです。
商業出版の場合、増刷をどれだけできるかが出版会社側にとっても利益を作れる部分になってきています。(それだけ本を売るのがどんどん難しくなってきています。)
実際に販促活動としても出版後のセミナーを行なったり、YouTubeでの情報発信をしてきて、じわじわと販売数も伸びて生きています。
このまま継続してしっかりと売り切って、商業出版をしたなら増刷をするというところまでをやり切っていきたいと思います。
自費出版ではなく、商業出版をしてみたい!やってみたい!という方、方法は2つあります。
1つ目が、出版会社の方から声をかけてもらえるぐらいの影響力・売切れるというものを実績として持つことです。これは今で言うSNSのフォロワー数がイメージに近いです。
2つ目が、自分から企画書を出していくこと。出版会社のフォームに対して、本が売れるをしっかり企画書として創り提案していく。
そこで内容としても良いと思われたら、そこから打ち合わせがあり会議にかけられ進んでいきます。
そしてそのために、どんな本を出したいのか、その本は果たして売れるのか?売れている本で競合はどんな本があるのか?を考えていきましょう。
道のりは決して簡単ではありませんが、商業出版を出してみたい!その野望がある場合は、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。
僕の場合は、実際に出していてよかったのが草津市のイオンモールにある本屋に自分の本が置いてあったことです。
また本があることで名刺代わりになるのは間違いなくあります。
商業出版したいという野望!ぜひ叶えていきましょう。
ではでは。