滋賀でのSNS採用実績、まとめてみました

はじめに:滋賀でSNSで採用は本当にできるのか?
「求人広告を出しても人が来ない」
「ハローワークや求人サイトに掲載したけど応募がゼロ」
滋賀の中小企業の経営者や人事担当者から、よくこうした声を耳にします。
一方で、最近は「SNSを使って採用できた」という話もよく聞くようになりました。
ですが、多くの経営者が思うのは「うちみたいな会社にSNS採用なんて本当に効くのか?」という疑問です。
結論から言えば、SNS採用は中小企業にこそ効果がある 方法です。
それは単なる流行ではなく、求職者の行動が変わったこと、そして滋賀でも実際に成果を出している事例があることが根拠です。
本記事では、SNS採用がなぜ効くのか、滋賀県内での実績、さらにどうやってSNSと採用を結びつけるのかを詳しくまとめていきます。
滋賀でもSNSを使った採用が本当に効く3つの根拠
1. 若手人材の情報収集はSNSが当たり前になっている

i-plugの調査によると、大学生や20代の就活生の約6割が「企業を調べる際にSNSを活用した」と回答しています。
求人票や会社案内だけではなく、InstagramやYouTubeで会社の雰囲気を確認する のが日常になっているのです。
つまり、SNSで発信しない企業は、最初の段階で「候補から外される」可能性すらあるということ。
特に地方の中小企業にとっては、SNSを通じて「うちって意外と面白い会社だよ」と見せることが、採用成功の第一歩となります。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000041771.html
2. 求人票では伝えられない“雰囲気”が伝わる
求職者が気にしているのは「仕事内容」だけではありません。
実は「どんな人と働くのか」「社内の雰囲気はどうか」が大きな判断材料になっています。
求人票やパンフレットでは、この“空気感”を伝えるのは難しいですが、SNSなら簡単です。
社員インタビューや1日の仕事風景を動画で見せるだけで、「働くイメージ」が一気に伝わります。
3. 広告費をかけずに継続的な採用広報ができる
求人広告は1回の掲載で数十万円かかることもありますが、SNSは無料で始められます。
もちろん撮影や編集には手間がかかりますが、「続ける仕組み」を作れば費用対効果は抜群。
また、採用がすぐ必要ない時期でもSNSを更新しておけば、「この会社、いつも発信してるな」という信頼感 が蓄積され、必要なタイミングで効果を発揮します。
滋賀でのSNS採用実績
ここからは、滋賀県内で実際にSNSを活用して採用に成果を出した企業の事例を紹介します。
事例① 建設業「村上興業」

滋賀県甲賀市の測量会社・村上興業は、自らを「日本一フレンドリーな測量屋さん」と名乗り、YouTubeやSNSで現場の様子や社員の姿をユーモラスに発信しています。
従来、建設業は「きつい」「汚い」「危険」といったイメージを持たれがちで、若手人材の応募が集まりにくい業界でした。
しかし村上興業は、SNSを通じて「現場って意外と楽しそう」「この社員さん面白い!」というポジティブな印象を届けることに成功。
実際に「動画を見て応募しました」という若者が現れ、採用に直結しました。
求人票では伝えられない“人の魅力”をSNSで可視化した好例です。
事例② 製造業「佐藤医科器械製作所」

製造業もまた「堅い」「分かりにくい」というイメージを持たれやすい業界です。
滋賀県内の板金加工会社・佐藤医科器械製作所は、自社工場を舞台にしたYouTubeチャンネルを開設しました。
社員のインタビューや工場で働く1日の様子を紹介した動画は、求職者が面接前に必ずチェックするほど。
「動画を見て雰囲気が分かり、安心して応募できた」という声が増え、採用効果が高まりました。
求人票だけでは伝わらなかった“働く安心感”をSNSで補完できた事例です。
事例③ 警備業「富綜」

警備業では社員教育や研修が重要ですが、富綜は研修用動画をYouTubeに公開しました。
これが外部の人の目にも触れ、「この会社は研修がしっかりしている」と安心感を与えました。
結果として、応募者が増えただけでなく顧客からの問い合わせも増加。
社内向けのコンテンツが、社外への信頼発信にもなった のです。
「採用だけでなく集客にも効果を出した」という点で、非常にユニークな成功事例です。
滋賀でSNS×採用を結びつけるための3つのポイント
事例からもわかるように、SNSはただ発信すればいいわけではありません。
採用につなげるためには、以下のポイントが重要です。
1. 採用コンセプトを決める
「どんな人に来てほしいのか」を明確にすることが第一歩です。
若手がほしいのか、経験者がほしいのかによって発信内容は変わります。
村上興業は「フレンドリーさ」、佐藤医科器械は「安心感」、富綜は「研修体制の充実」。
それぞれ会社の強みをコンセプトに据え、SNSで表現していました。
2. 動画を取り入れる
テキストや写真よりも、動画の方が雰囲気は何倍も伝わります。
特にInstagramのリールやYouTubeは、若者にとって自然な情報収集手段。
「30秒で社員の一日」「1分で現場紹介」といった短尺動画は、採用広報に最適です。
3. 継続できる仕組みをつくる
SNSは1回投稿して終わりでは成果が出ません。
続けることが何より大切ですが、中小企業にはSNS専任者がいない場合がほとんどです。
そこで効果的なのが「伴走型支援」です。
しがとせかいでは、企画・撮影・編集をサポートしつつ、社員と一緒に発信を続ける仕組みを作っています。
これにより、「丸投げ」ではなく「社内に広報文化が根づく」形を実現しています。
まとめ:SNS採用は滋賀の中小企業にこそチャンスがある
SNS採用は「本当に効くのか?」という疑問を持つ企業はまだ多いですが、実際に滋賀の建設業・製造業・警備業で成果が出ています。
求人票やパンフレットでは伝えきれない「人」「雰囲気」「文化」を伝えるのがSNSの強み。
それを上手に活用すれば、中小企業でも十分に人材を獲得できるのです。
「SNS担当者がいない」「ノウハウがない」と悩む必要はありません。
しがとせかいが、滋賀の企業に寄り添い、成果につながる採用広報を伴走します。