滋賀県のYouTube制作会社ならしがとせかい

ハウツー 2024.08.20

【滋賀編】TikTokをして、採用につながるのか?

採用活動にTikTokが役立つかどうか。

この答えは「役立つ」です。

滋賀県で事業をしていると日々、採用の難しさを実感します。ありがたいことに、しがとせかいでは採用活動において、今まで大きな問題に直面したことはなく、多くの方々が応募していただいたり熱意のある方が来てくれます。

採用の難しさを感じるのはそこではなく「他社から依頼頂いた」案件となります。
特に建設業界における現場で働く若い職人を採用することの難しさ。ここを強く感じています。

一般的な採用活動としては求人冊子やハローワークでの募集です。しかし、求人冊子も年々効果が薄れており、掲載しても応募者がほとんど来ないのが現状です。

ではどうすれうばいいのか?
求人冊子や口コミに頼っても人が集まらない場合、次に考えるのはWeb・SNSの活用です。本当にTikTokを使って人を採用できるのでしょうか?

滋賀だからこそ、TikTokの採用活動は可能性が高い

まず結論として、TikTokを使って採用活動を進めることは可能です。

ただ仕組みを理解していないと「TikTokをする」=「採用につながる」とイメージされてしまいます。
またTikTokを使っていないと、そもそもどんなツールなのか、どんな動画が流れてくるのかもイメージできません。(ダンスばかり流れてきたり、おちゃらけた動画のイメージがあがるという認識も強いです。)

TikTokを使う意味。それは、来てほしい年齢層のユーザーが見ているツールだからです。
FacebookでもなくTikTokであること。20代の年齢層が日常的に使っているツールでもあり、アプリの使用率上位にもあがるサービスです。

つまり「20代の採用がしたい」と思った時に、まず届くツールがTikTokということです。
では実際に滋賀県でTikTokを活用した採用事例を紹介していきます。

建設業・製造業でも効いた!滋賀県のTikTok採用事例

引用:https://www.tiktok.com/@murakami_kougyou
まずは甲賀市にある測量会社の村上興業の事例を紹介します。

当社で2023年から広報チームとしてYouTubeやInstagram、TikTokでの企画から撮影、編集、運用までをサポートしています。1年間行い続けた結果、2名の採用が決まりました。そのうちの1名は若い女性の測量技術者志望の方で、もう1名は営業職の方です。

ただここでキーワードになるのがこの2名は、TikTokの動画を見て「この会社で働きたい」と思ったわけではありません。

測量の仕事に関心がある、Webサイトに訪れた後、SNSでTikTokを発見。最終的に「この会社で働きたい」と思ったのです。

ここで応用が効くことがわかります。例えば、滋賀県で測量会社に就職を希望している人がいたとします。その場合、求人検索をするとハローワークやindeedの求人情報が表示され、多くの測量会社の情報が出てきます。

ですがWebサイトだけで測量会社の違いを詳しく理解できる人はいません。

その時に村上興業では、YouTubeで測量に関する情報を発信し、TikTokでは現場で働く人々の様子を伝えています。これにより、他の同業他社と比較した際に、この会社で働くイメージが具体的に湧いてくるのです。

引用:https://www.tiktok.com/@satosheetmetal
同様の事例として、野洲市にある佐藤医科器械製作所もあります。こちらもロング動画と短いショート動画を活用して採用への結果につなげました。(半年という期間で採用した人材がSNSを見て、応募しようと思ったとなり、実際に採用になっています)

滋賀でも当たり前のようにTikTokをはじめる会社が増えてくる。でも…

最近では、多くの企業がSNSの活用に力を入れ始めています。1年や2年前と比べて、企業がTikTokやInstagramを採用活動に積極的に活用しているのが明らかに増えているのも感じます。どの企業もSNSを活用しないと、求める人材に届かないことに気づき始めており、「うちでもやってみようか!」と取り組み始めようという動きも進んでいます。

しかし、投稿内容や編集に手間取ってしまい、結局何も進まないまま終わってしまうケースも少なくありません。現在であればウェブサイトがなければ、求職者は「この会社は本当に大丈夫だろうか」と不安に感じることがあります。

それがTikTokや短い動画の活用が各社が当たり前になってきたとき、行っていないことが求職者にとて「大丈夫か?」となり、そもそもの応募に至らなくなります。当たり前になったときに始めるのではなく、今から始めることで、他社との差別化が図れるのです。

改めてお伝えしますが、TikTokでの採用は可能です。ただし、TikTokだけで採用が決まるわけではなく、ウェブサイトと連携し、そこで興味を持たせることが重要です。

TikTokだけで採用をするのではなく、業種に興味があり、会社を見つけてもらいそこからSNS→TikTokへとつなげていく。

そうすることで従来とは違う形での採用活動を進めることができます。

滋賀県内の企業で採用にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。


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